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安心安全という商品を信用しない理由

みんなが聞きたい事

化粧品業界に勤めていると使っている化粧品や、ヘアケア商品を持ってこられて評価をして欲しいと言われることが多々あります。

成分表示だけでは判断できない事はありますが、その中でも成分を取り上げてメリット、デメリットを説明させて頂きます。

当然の疑問だとは思いますが、最終的に誰もが安心して使えるものがあるのかという質問がきます。

その質問が出た際に悩むのですが、成分からどこまで判断が可能かを考えてみました。

良く指摘されるものを並べてみよう

よく人工香料は良くなくて、精油が良いという様な話も出ますが、安心安全という点で言えば、その差は無いと思っています。

精油は植物由来のもので安心安全というイメージはありますが、精製されていないものもあるので必ずしも安心安全という訳ではありません。

むしろ人工香料の方が厳しい基準をクリアしているので安心できる可能性はあります。

詳細はこちらで記載をさせて頂きました。

https://rulestype.law.blog/2020/08/20/fragrance/

続いて防腐剤ですが、パラベンやフェノキシエタノールなどの代表的な防腐剤が入っていない方が刺激がないと思われがちです。

しかし、それらを使用しない場合、更に強い防腐剤を使用したり、効果が弱い分、高濃度に入れているものもあります。

ましてや中身が腐ってしまうと元も子もありません。

商品自体に防腐剤を入れなくても保管状況を保てば菌の繁殖は抑えられますが、シャンプーやトリートメントなど水回りに置かれているものは特に対応は難しいです。

では結局どうなのかという結論を書いていこうと思います。

絶対的な安心安全はない

正直、妊婦さん、乳幼児だけではなく、誰もが安心して使えるものはありません。

化粧品は人体に対して影響を与えず、身なりを整えるものなので安心安全と言い切れなくても多大な影響が出る事も少ないです。

影響があるとすれば人によって合う合わないという問題なので使ってみないと分かりません。

だからネットに書かれている危険な成分が入っていなければ安心とも言い切れません。

成分によっては一定濃度だと良い働きをするが濃くなりすぎるとデメリットが出てくるものもあります。

成分を見る事やネットの評価も良いですが、自分に合うかどうかを軸に商品を見て頂ければ幸いです。

Photo by Ann H on Pexels.com
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投稿者: 法則型営業さん

娘3人の父親・化粧品会社の営業部課長・プロレス好き・読書家など思い付いたら追加したり消したりします。

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