乾かしたくても時間がない
前回は乾かさないといけない理由を記載させて頂きました。
https://rulestype.law.blog/2020/08/26/dry/
前回は濡れると傷みやすい原因だけだったので今回は実用的な話をしていきます。
乾かさないといけない事は皆さん分かっているけど乾かすのが面倒。特に長い髪の方や小さなお子さんが居られる方、忙しい方は分かっていても時間が取れない事も多々あるかと思います。

そんな方々に向けて内容を書いていきます。
早く乾かすためのアドバイス
前提として家にあるもので極力説明していきます。
まずはシャンプーを流す前の対応ですが、泡が付いた状態で櫛を通してください。
無理やりひっぱる。こすれる様な通し方をする。という使用方法をしてはいけませんが、泡が付いた時に優しく櫛を通してください。

もちろんシャンプーは高級アルコール系は避けて髪に優しいものを使用して下さい。
櫛を通す事で一番状態が不安定なタイミングの髪の毛を整えることが出来ます。
濡れているので髪の中身は不安定ですが、櫛を通して整えてから流す事で乾きやすいベースを作っていきます。
流すときにぐしゃぐしゃにしない様に気を付けてください。
次にトリートメントです。
トリートメントは必須です。いくら良いシャンプーでも髪の毛に栄養をしっかりと当たることは出来ません。
トリートメントを塗ってからも櫛を通してください。
更に良い方法はトリートメントが付いた状態でレモン汁を5倍ぐらいに希釈して上から塗ることです。目に入らない様にだけ…

理由の詳細は下記のブログに記載している様に髪の毛を健康な状態に戻すためです。
https://rulestype.law.blog/2020/07/15/alkaline/
その後、ぐしゃぐしゃにしないように流して下さい。
最後に もう一度、櫛を通してからタオルドライの前に持っている方はヘアオイルを塗って、しつこいですが櫛を通してください。しっかりと水気を切って頂くのも重要です。
その後、優しくタオルで水気をふき取りドライヤーで乾かすまではタオルターバンでタオルに水気を吸わせましょう。

なぜ早く乾くのか?
髪の毛は元々、疎水性の存在です。
ただ形が不安定になると水を吸いやすい状態になってしまいます。
髪の毛を整える事で疎水に近づくのでタオルドライをするまでに髪を整えることをお勧めさせて頂きました。
本当にちょっとした事ですが、髪の毛は目に見えないぐらい細かい繊維の集合体なので、ちょっとした事が仕上がりを大きく左右します。
その為、ドライヤー中の指の通し方も重要ですし、温風・冷風の使い分けも重要です。

髪の毛を整えることを意識してもらう事で早く綺麗に乾かすことが出来るので、ぜひ乾かす時間が無い方は試してみてください。