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商品を作る上で大切な香りの話

売り上げを左右する要因

消費者の方が商品を選ぶ上で商品の性能が良い悪いは判断基準であると思いますが、多分、美容業界で成分を見慣れている人であっても商品の判断は難しいと思います。

では何で決めているかと想像するとSNSなどの評判、見た目、そして香りだと思っています。

あるメーカーの方が仰った言葉が印象に残っていて無香料でブレイクしたものは無いという事からも香りは売れ行きに関わる重要なものとなっています。

成分的な話に関わるとすれば香りなので香りの話をしていこうと思います。

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天然vs人工

香りは大きく分ければ2種類となります。

天然物から抽出された香りは精油と言われ、代表的なものとして「オレンジ油」「ラベンダー油」などが挙げられます。

高いというイメージが強いですが、素原料で大きく変わり、上記したものは特にこだわらなければ高くて手が出ないというものではありません。

手が出ない代表で言えば「ダマスクバラ花油」ですかね。

天然のイメージが強く、肌に対して抗炎症効果のあるものや香りによるリラックス効果が期待できます。

Photo by Artem Beliaikin on Pexels.com

そのため香料と表記される人工香料と比べて安全なものという印象がありますが、それはまた別の話です。

食品でも天然が養殖と比べて安全という話がありますが、養殖の方が厳しい基準がありアニキサスなどの寄生虫がほぼいないのが養殖の特徴です。

さすがに精油に寄生虫がいるという事はありませんが、肌に対して安全かどうかという基準があるのは香料で、洗い流すものに使用できる香料、塗布したままでも問題ないものと分かれているのは香料です。

逆に精油は天然物からの抽出なので素原料のアレルギーがあれば使用できません。

こんな話をしだすと結局どっちが良いのか?という話になります。

あくまでも個人的な意見ですが、人工香料でも天然香料でも合う合わないは出てくるので、極端なナチュラル思考の人でないなら、どちらでも良いと思っています。

シャンプー、トリートメントに配合される精油の濃度として1%を超えることは滅多にないと思うので影響は少ないと思いますが、妊婦さんや乳幼児に対して使用するという事であれば精油の種類は確認した方が良いですね。

香りを選ぶ上でメーカーからのポイント

オリジナル品を作る際の香料選びに関して一言だけ言うとすれば香りを確認してもらう人 全員の好みに合わせようとしない事をお勧めします。

それをすると決まらず、最終的に訳が分からなくなり、商品化までに時間を要してしまいます。こだわって決めることは大切ですが、香りに関しては万人に受け入れられる香りはないので、どこかで落としどころを決めましょう。

ちなみに良い香りは何ですか?と聞かれたら売れたら良い香りと判定されます。と元も子もない事を伝えておきます。

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投稿者: 法則型営業さん

娘3人の父親・化粧品会社の営業部課長・プロレス好き・読書家など思い付いたら追加したり消したりします。

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