コロナショックで生き残れない組織の特徴、カギは「自律性」
Newspicksを見ていて今週、気になった記事です。
今回のコロナ禍で良い悪いは別にして影響がなかった企業はないと思う。
準備期間0で対応に追われた企業が、ほとんどです。その中でも耐えれた企業、耐えれなかった企業、伸ばせた企業の差はどこにあるのか。という内容でした。
重要な組織づくり
今回の様な突発的な環境の変化は極端ではあるが、常に環境は変化し続けている。
その変化に順応できる企業が常に残り続けているし、生物学的にも変化に順応できるものが生き残っているのだから自然の摂理にも近いかもしれない。
だからといって今回の様な突発的でなおかつ大きな変化は誰もが経験していないので、すぐに順応できる方が少ないだろう。
それでも無理と投げてしまえば悲惨な末路しかないので徐々にでも変化を起こすことが重要です。

記事にもあるように個々が自律して様々な事にチャレンジする機会を与えている企業は、こういった変化に最も強い事が分かる。
上層部でああでもない、こうでもない、とこねくり回すよりも現場に近い社員が考えて動いた方が時代の流れに沿う事が多いからだと考える。
では上層部は社員に対して自律を求めるだけで良いのか?
まずは自分から
まずは組織として上に立つ者が自律しているのか?という点は、とても重要だと思っている。
上層部は方針や戦略をきちんと示しているのか?それをきちんと社員に伝えているのか?と言った初歩的な事も含まれている。もちろんそれは初歩の初歩なので方針や戦略に沿った動機付けが出来ているのか?や実際にどう動かすのか?動かすための仕組みは?環境は?と基礎がしっかりと出来ていなければ上にどんな自律した良い社員が来ても崩壊してしまう。
基礎をしっかりと整えることが社員のモチベーションを保つ唯一の方法だと思う。
その上で社員一人一人が自律すれば組織としても個としても誰にも負けないものが生まれ育ち、どんな環境でも栄える可能性が高いと思う。
その自律に必要な事として自己省察という自分を知り、客観視する能力は欠かせない。
自分も人にどうこう言う前に自らが動く必要がある。でなければ立場上、お前がやってみろ。と言われかねないですし、そんな風に思わせるような行動もとりたくないので。

やってみると自己省察は楽しいのでお勧めですよ。自己省察の話も書いていく予定です。