今回は酸熱トリートメント
前回はシャンプー、トリートメントに関しての話をさせて頂きました。
https://rulestype.law.blog/?p=765
この記事が公開される日だと酸熱トリートメントはブームが過ぎ去ったという扱いになっていますが、個人的には酸熱トリートメントはブームではなく確実な技術で、レギュラーメニューなるものと考えています。

酸熱トリートメントに関しては下記のブログで書きました。
https://rulestype.law.blog/2020/07/09/acidheat/
今回は酸熱トリートメントの内容を考えていこうと思います。
酸熱トリートメントはブームか?
酸熱トリートメントは傷まないストレートとして登場し、脚光を浴びました。
酸性成分の力で髪を伸ばす。という斬新なものだったのですが残念ながら浸透しませんでした。
理由は扱いが難しく、髪質を選び、伸びない人がいる事やカラーとの相性が悪かった事など多岐に渡ります。
その結果、還元剤を配合して伸ばすという本末転倒な事が起きたりしました。

そのため酸熱トリートメントは一時のブームのようになっています。
では話題作りのためだけで結果が出ないものばかりだったのか?と聞かれれば、そんなものばかりではありません。
どうしても縮毛が伸びる、伸びないという議論に集約されてしまうが、根本から間違っていると考えている。
酸熱トリートメントは「毛髪を正しい形に整える技術」です。縮毛が伸びる事もある。というのは結果の一部であって、縮毛が伸びる事が酸熱トリートメントの根本ではない。
また毛髪を正しい形に整える手助けをグリオキシル酸などの成分が行うが、配合されているから整うという訳でもない。正しく整える際に必要なPPTやCMC、その後のケアが必要不可欠となっています。
なぜ、ここまで酸熱トリートメントにこだわるのか。それは美容業界の常識を変える力があると上手く扱っている店の反応を見て確信しているからです。
酸熱トリートメントは常識を変えられる
酸熱トリートメントはブームではなく確かなものです。でも簡単に習得出来る技術ではありません。
商品としての構成はあるが商品だけで結果が出るものでもないので敢えて今回は構成を書きませんでした。
毛髪を整える力のあるものなので整える方向で中身は考えないといけない。そして単体ではなく全体で考えないといけない。
商品だけではなく、そこに行き着くまでのヘアマップなど欠かせない知識は多い。
新しい技術で分からないことも多いが結果を出している美容室、メーカーがある事は確かなので今から学ぶ事をお勧めします。

ブームで終わらさず追い求めた人に常識が変わる影響を与えてくれる商品だと思っているので今後欠かせない商品です。