重要な事とは?
仮に自分がブランドを立ち上げるならという考えのもとで提案方法や商品コンセプトを今後は少し具体的に記載していこうと思います。
今回は提案方法に関して書いていこうと思います。

自分としては努力している美容師さんには、しっかりと利益を取って欲しいので講習をしっかり受けてくれる事と、その後、商品をしっかりとテストしてくれる事は必須だと思っています。
それを進めるために必要な事があると思っています。
自社ブランド品をもって動く際に必要なものは何だと思いますか?

自分が思う答えは最後に書いていきますので一旦、自分が考える提案方法を記載していきます。
もしブランドを立ち上げた場合の提案方法
取り敢えず、極力しない事を書きますが、マニュアルを作ってサンプルを配る事です。
これだとブランドの考えや商品の特性を理解してもらえないからです。
それでも良いというお客さんがいればサンプルとマニュアルでも良いかと思いますが、本意ではない取引になるかと思います。
通常での流れとしては、まずヘアマップを学んでもらいます。

これが基礎としてないと、今後の話が理解してもらえないからです。
次に商品の講習です。ただマニュアルを見ながら学ぶのではなくて実際に使い心地などをヘアマップに沿ってテストしてもらう事が重要かと思います。
自分がどこまで講習できるか。という問題はありますが、毛髪のカウンセリング講習も必要ですね。

これらを徹底できるのであれば使用、購入できる商品に制限をかけて、レベルが進むごとに許可を下ろしていくというのは面白いかなと思っています。
レベル1なら基礎的なサロントリートメントと店頭販売品、レベル2なら酸熱トリートメントの商品、レベル3でPPTやヘマチンの処理剤など…ですね。
レベルが上がれば更に単価を上げていく事だって出来ると思います。

あの商品扱っているから行ったのに仕上がりがイマイチ…というのは商品が悪い訳ではなく腕の問題もあるかもしれません。
来店するお客さんも商品名で来店ではなく、レベル毎に認定書を出して、それを告知に使ってもらえればお客さんもレベルを参考に来店も可能になり、この商品を扱っているのにイマイチという事も防げると思っています。
実は今まで記載した内容に近いことは様々なお客様に提案をさせて頂いたことがあります。
それを聞いて頂いて実行された方は今までで3社です。でも自分の考えを信じてくれた3社は数年で驚く伸びになっています。

それは自分が言ったことが正しかったのではなくて、自社ブランド品をもって動く際に必要なものを持っていた事とやり方が合致したからだと思っています。
自分のしたい事は明確に持つ
さて冒頭で質問をした必要なことは「媚びない事」だと思っています。
ちなみに媚びない事と偉そうにする事は全く別です。

言い方はキツイかもしれませんが、講習を受けない、テストも真剣にしない美容室の声まで拾いあげる必要はないと思っています。
それで文句を言う店は放っておけば良いです。足を引っ張られるだけなので。
何事もですが媚びるのは頑張ってくれている人にも失礼ですし、こちらの信念を曲げかねないので、ここはブレないという芯は、しっかりと持つべきだと思います。
自分がブランドを持ち広めていく事を行うならお客さんに媚びず、女性を綺麗にする!という芯を持って動く事になると思います。
この媚びず、偉そうにせず、芯を曲げないためにはお客さんとの関係をしっかりと作る必要があります。

その為、方法として書きましたが、正確には提案の方法ではなく関係性を構築するための下準備の方法を書かさせて頂きました。
今までの売り手、買い手という単純な関係ではなく女性を綺麗にするという芯を持ってメーカー側は講習をしっかりとする必要があります。
もちろんメーカー側は口だけではなく継続的な関係を持ってくれれば利益をもたらせてくれる存在であることを実証しなければなりません。
そして美容室側はしっかりとテストをしてメニュー化するという新たな関係性の構築が必要だと思っています。
もちろん単価を向上させ、今まで以上に利益を出すことが出来るということが重要です。
その為に自分がしたい事を見つめ直し、媚びない事をしたいですね。

このような考え方が出来るのかは芯があるからだと思っています。
この芯に関しての話は、いつか月曜日のブログで書いていこうと思います。