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人の夢を支えたいという夢

ずーっと夢がないことで悩むことがありましたが、何となく解消されていった経緯を書いていこうと思います。

将来は何をしたい?と聞かれる苦痛

将来どうなりたいの?小さい頃に良く質問をされることです。

小さいときは単純なもので知っているものや楽しそうなことを無邪気に答えると思います。僕はゲーム会社で働きたい。という夢でしたが、今は美容関係の仕事をしています。そんなもんです。苦笑

ただ大人になってから美容関係の仕事をしたかったか?と聞かれれば全くそんな気もありませんでした。

学生時代の就職活動は苦痛でした。

リーマンショック後の就職氷河期と言われた時期だった事もありますが、なんせ夢がないので、志望した動機は?と聞かれ本音で言えば「生きていくのにお金が欲しいから」「就職しないと彼女に振られるから」「世間の体裁的に…」という中身が全くない動機でした。

もちろん履歴書や面接で、そんな事を書いたり言ったりする訳ないので、それらしい事を書いて練習して面接に挑みました。

志望動機を聞かれると嘘ではないですが、嘘をついている様な気分になり、苦しい思いをしました。

就職してから嘘をついている気分が嫌で当時の社長に美容関係に興味はなかったと失礼を承知でハッキリ言いました。

ただ、当時の社長から言われたのは『大学を卒業して就職するというのは人生の流れみたいものだから動機はある方が良いが就職してから、どう頑張るかが大切』と言って頂き本当に救われた気分になりました。

夢がない=ダメ?

社長は熱い想いで仕事をされる方で、様々な夢を語って頂きました。

『システムトリートメントで全国を席巻しよう!』『台湾支社の売上を倍以上にしよう!』『子会社の売上を別の子会社と同じぐらいにしよう!』など挙げればキリがありませんが、様々な夢を持つ社長にあこがれ、美容も好きになり、社長の夢が自分の夢のように感じて行動していました。

ただ悩むことがありました。ふとした瞬間に自分は夢もなく、したい事がないのではないだろうか。という事です。事実ないんですけどね。

特に社長が亡くなってから自分に夢がない事に悩み、落ち込むことが増えました。当時は落ち込んでも仕方がないと目の前の仕事を兎に角がむしゃらに対応して気持ちを誤魔化していましたね。

がむしゃらに働いている時に先代社長の言葉を色々思い出す機会も多く、熱く想いを語っている顔も思い出す事も多かったのですが、その時に、自分はこの人の夢を叶える事が夢だったんだ。と気付きました。

その気付きがあってから過去、自分がどういう時に頑張れて、頑張れなかったかを思い出すと必ず『誰かの為に』というものがないと頑張れていないという事象が多く、誰かが熱く語れば語ってくれているほど、自分が頑張れている事に気付きました。

それからようやく夢を持たない自分、物事の中心にいない自分を許せるようになりました。

サポート ≠ 脇役

それでも夢がないことに、たまに思い悩むことはあります。でも、知識を増やしたり、未来を予測したりして周りを助ける方が目標を定めて突き進むよりも好きなんだと思い出せるようになり、自分は何が楽しめるのかを考えて行動出来るようになってからは思い悩む時間はグッと減りました。

夢が持てないと自分が中心になって様々な事を動かせないけど、脇役という訳ではないんです。自分がないのではなくて周りを支えたいという欲求が強くて誰かを応援、支援して喜べるって本当に幸せな事だと今なら思えるんですよね。

だから夢が無くて悩む必要はなくて、熱い想いを強く持って頑張っている人を探してみると良いかもしれません。

そこから夢が持てるようになるかもしれませんし。夢が持てないって、どういう事?ってなっている人は、夢を持てない人を探してみてください。あなたの夢を助けてくれる良き理解者になってくれるかもしれません。

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投稿者: 法則型営業さん

娘3人の父親・化粧品会社の営業部課長・プロレス好き・読書家など思い付いたら追加したり消したりします。

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